2008-10-07 18:00:25

シノドス:「神のみ言葉は人生を築く岩」教皇の導入の講話


世界代表司教会議・第12回通常総会(テーマ:「教会生活と宣教における神のみことば」)の全体会議が、6日午前、バチカンのシノドスホールで始まった。
教皇ベネディクト16世は会議初日の講話をもって、これから3週間にわたり展開される本格的な発表・討議への導入とされた。

神のみ言葉の「堅固さ」をテーマに話された教皇は、人生を築くべき場所はみ言葉という確かな岩の上だけであると強調された。

成功や出世や金銭上の豊かさなど、砂の上に築かれたものは一時的ではかないと、教皇は最近の金融危機などにも言及されながら、人は何を礎として生きるべきかを問う中で、「天地は滅びるが、わたしの言葉は決して滅びない」 (マタイ24,35)というイエスの言葉を示された。

教皇の講話に続いて、議長代理の1人である教理省長官ウイリアム・ジョセフ・レヴァダ枢機卿の挨拶、シノドス委員会事務局長のニコラ・エテロヴィッチの導入説明、マーク・オウレット枢機卿の発表が行なわれた。







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