2008-09-08 18:57:08

「家庭、人間的形成、信仰を大切に」教皇、サルデーニャの若者たちに


7日、イタリア・サルデーニャ州の州都カリアリを司牧訪問された教皇ベネディクト16世は、同日午後、地元の教会関係者や若者たちとの出会いを持たれた。

まず、カリアリの司教座大聖堂でサルデーニャの聖職者と神学生らとお会いになった教皇は、この席でサルデーニャの地に信仰の師としてキリストと教会への忠誠の素晴らしい模範を残してきた多くの聖職者たちを思いおこされた。

信仰、霊性という計り知れない価値を持つ宝を先人たちから託された皆さんは、それらを喜びと福音的情熱のうちに大切に守り育てていかねばならないと、教皇は教会関係者らを励まされたほか、司祭職や修道生活をめざす人々に温かい言葉をかけられた。

この後、教皇は若者たちとの集会に出席された。カリアリ市内の港に近い広場で行なわれたこの集いは、喜びと活気あふれるものとなった。

サルデーニャの若者たちが直面する生活や信仰上の問題や希望に耳を傾けられた教皇は、一人ひとりの未来の構築するために、家庭の価値と、自己の知的・倫理的形成、そして信仰の3点を大切な柱として皆に示された。

1日に渡るカリアリ訪問を終えられた教皇は、夜、カステルガンドルフォの離宮にお戻りになった。







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