2008-09-02 16:17:48

コロンビアのベタンクール氏、教皇を訪問、拘束から解放2ヵ月後


教皇ベネディクト16世は、1日、イングリッド・ベタンクール氏の訪問を受けられた。

コロンビアの元大統領候補のベタンクール氏は、2002年2月ゲリラ組織に誘拐され、6年以上にわたる人質生活を強いられた後、今年7月他の14人の人質と共に解放された。

教皇は機会あるごとにコロンビアの人質解放と同国の平和を繰り返し訴えてこられ、ベタンクール氏らの解放の際にも大きな喜びを表明されると共に、すべての人質の解放を祈られている。

ベタンクール氏は解放直後から教皇への訪問を強く望んできたが、この日カステルガンドルフォの離宮で行なわれた出会いで、教皇に深い感謝と親愛を表した。

バチカン広報局長フェデリコ・ロンバルディ神父は、両者の会見は非常に感動に満ちたものであったと述べ、ベタンクール氏の拘束生活の中で信仰と祈りが大変重要な意味を占めていたこと、またラジオを通して聞いた教皇のアピールが同氏を大きく勇気付けたことなどに言及した。







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