2008-08-22 14:25:43

教皇、兄ゲオルグ師のカステルガンドルフォ名誉市民称号授与式に出席


教皇ベネディクト16世は、21日夕カステルガンドルフォで、兄ゲオルグ・ラッツィンガー師(モンシニョーレ)への同市名誉市民称号授与式に出席された。

レーゲンスブルク司教座大聖堂の聖歌隊の指揮者を30年間務めたゲオルグ師の音楽に対する愛が、このたびの名誉市民称号授与の理由。

ゲオルグ師は名誉市民称号を贈られたことに深い感謝を表し、音楽は人間のポジティブな価値を高め、一致や喜びを作り出すものと述べた。

式に出席しゲオルグ師と喜びを共にされた教皇は、この席で小さなスピーチを行なわれた。

教皇はご自分にとっての兄ゲオルグ師は、人生を共に歩む存在であると同時に、信頼すべき導き手であると述べ、困難な状況にあったときも兄は常に取るべき道を私に示してくれたと話された。

「私たちは共に老齢という人生の最後の行程にさしかかっていますが、この時期にあってもなお、兄は私が毎日の重みを平安と謙遜、勇気をもって受け入れることができるように、私を助けてくれるのです」と、教皇はゲオルグ師に感謝を示された。







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