2008-08-08 15:34:07

教皇、ブレッサノーネ名誉市民に、9日授与式


先月28日より始まった教皇ベネディクト16世の北イタリア・ブレッサノーネでの夏期休暇も、あと数日を残すところとなった。

前半の1週間、教皇はもっぱら休養と黙想・読書などに専念される一方、3日の日曜正午の集いに始まり、5日の聖ヨゼフ・フライナーデメッツ生誕地ヴァル・バディアへの巡礼、6日の地元司祭らとの出会いなど、人々との交流を深められている。

7日には、教皇はブレッサノーネ大神学院で、フランチェスコ・コシガ、元イタリア大統領と昼食を共にされた。コシガ元大統領は毎夏アルト・アディジェ地方で休暇を過ごしており、2004年にもブレッサノーネ滞在中のラッツィンガー枢機卿(現教皇)を同大神学校に訪問している。

ブレッサノーネと深いつながりを持たれるベネディクト16世は、9日午後、同市から名誉市民の称号を受け取られる。

教皇は10日に再び公式行事として日曜正午の祈りの集いを持たれ、11日夕方ローマに向けて同地を後にされる予定。







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