2008-07-21 17:28:26

教皇、シドニー司牧訪問終了、ローマへ「若者たちは明日の世界の希望」


シドニー司牧訪問を終えられた教皇ベネディクト16世は、現地時間21日午前10時、特別機でローマへの帰路につかれた。

第23回世界青年の日(ワールドユースデー、WYD)大会を目的とした今回の訪問で、教皇は13日にオーストラリアに到着、ケントハーストで数日休養された後、17日よりシドニーで様々な公式行事に参加されていた。

シドニー国際空港で行なわれた送別式典で、教皇はご自身の滞在とWYD開催に対する、オーストラリア政府および地方自治体そして市民の、温かい歓迎と惜しみない協力に心からの感謝を表明された。

また、「扉と心を世界の若者に開き」WYD参加者の宿泊先を提供してくれたオーストラリアとニュージーランドの多くの家庭に、また、様々な犠牲を払って若者たちを送り出してくれた参加者それぞれの家族にも、カトリック教会を代表してお礼を述べられた。

そして、教皇はこの祭典の主役である若者たちに今大会参加への感謝を示され、皆の無事の帰宅を祈られた。

訪問中の「感動的な日々」を思い起こされる中、「世界青年の日は今日の若者が明日の世界の希望であることを示してくれた」と喜びを表された教皇は、オーストラリア国民に神の祝福を祈りながら、シドニーを後にされた。







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