2008-07-21 14:09:50

シドニー訪問最終日:教皇、聖職者による未成年虐待の被害者とお会いに、WYDボランティアたちに感謝


第23回世界青年の日(ワールドユースデー、WYD)大会終了の翌日、21日午前、教皇ベネディクト16世は、シドニー司牧訪問最終日程を過ごされた。

教皇は同日早朝、シドニー大司教館の礼拝堂で、聖職者による未成年性的虐待の被害者らのグループと共にミサを捧げられた。

このグループは被害者4人とその支援者、またケアと司牧を担当する司祭からなり、教皇はミサの後、被害者らと個人的にお会いになった。出会いは誠実で精神的な雰囲気のもとに行なわれ、教皇は被害者ら一人ひとりとお話しになり、苦しみを分かち合い、慰めを与えられた。

シドニー出発を前に、教皇は市内の公園で、今WYD大会の準備・進行にあたり大きな貢献をしたボランティアの人々1万2千人とお会いになった。

この集いもまた、WYD特有の生き生きとした空気に包まれたものとなり、教皇はこの中で「皆さんの努力は、聖霊が力強く降り、世界各国からの若者たちの一致と友情を形作るための土壌を準備してくれました」と、青年たちの祭典を支えた市民と行政・教会関係すべての人々の寛大な奉仕に心からの感謝を表された。







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