2008-06-27 18:31:16

28日夕、教皇「パウロ年」を開幕、聖ペトロ・聖パウロ大祝日の第一晩課と共に


聖ペトロ・聖パウロの大祝日前日の28日夕、教皇ベネディクト16世はローマの城壁外の聖パウロ大聖堂で第一晩課をとり行われ、これと共に異邦人の使徒・聖パウロの生誕2千年を記念する「パウロ年」を開幕される。

この第一晩課の集いには、エキュメニカル総主教バルトロメオ1世をはじめ、キリスト教諸教会の代表者も参加する。

また、バルトロメオ総主教1世は、29日午前、バチカンで行なわれる聖ペトロ・聖パウロの大祝日のミサにも出席する。教皇はこのミサの中で新しく任命された首都大司教らに伝統のパリウムの授与式を行なわれる。

教皇はちょうど1年前の6月28日、今年6月28日から2009年6月29日までを「パウロ年」とされることを公式に宣言された。

「パウロ年」には、同使徒が殉教し葬られたローマをはじめ、各国の教会で記念的な司牧行事が予定されている。特にローマの城壁外の聖パウロ大聖堂では、黙想や、パウロの書簡の再考、巡礼、典礼行事、エキュメニカルな集いなどを計画している。







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