2008-06-19 13:28:47

教皇一般謁見・カテケーシス要約(2008.6.18)


親愛なる兄弟姉妹の皆さん

今日のカテケーシスでは、聖レアンドロの兄弟であり、大聖グレゴリオの友人でもあった、セビリアの聖イシドロについて考察しましょう。

聖イシドロはスペインが西ゴート族らの侵入を受けた困難な時期に生きました。聖イシドロは異民族の異端から改心のため、また古典やキリスト教文化の保存のために力を尽くしました。

彼は多くの著書を書き残し、それらは中世において最も読まれたものの一つとして数えられています。

聖イシドロは彼が生きた時代の政治・社会的また宗教的な変化の中にも、キリスト教的な豊かさをもたらす努力を惜しみませんでした。

イシドロは観想的な面と活動的な面を併せ持つ自分の模範をキリストの中に見出し、観想と隣人への愛徳の業の中に神を愛するよう努力しました。

これこそセビリアの偉大な司教の中に見出すことのできる、今日でもなお有効な教えです。







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