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2008-06-18 18:15:58
バチカン使節がベトナムを訪問
教皇庁外務局次長ピエトロ・パロリン師らによる教皇庁使節団がこのたびベトナムを公式訪問、16日帰国した。
今月9日からベトナムを訪れた使節団は、同国の政府要人や地方行政関係者、そしてカトリック共同体との出会いを持った。
政府の宗教委員会のグエン・テ・ゾアン氏との会談では、和やかな雰囲気のもとベトナムのカトリック教会の活動、特に司教の任命、国有化された教会財産の段階的返還、宗教の自由の規定の適用などについて話し合いが行なわれた。
また、ファム・ザー・キエム副首相兼外務大臣との会談では、国際情勢についての意見交換が行われ、ベトナムが7月から国連安全保障理事会の非常任理事国の席を占めることをはじめ、平和や発展のための国際社会における同国の役割の重要性などが話題となった。ベトナムとバチカンの両国関係の正常化のための今後の作業の進展についても言及された。
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