2008-05-08 15:12:19

教皇一般謁見・カテケーシス要約(2008.5.7)


親愛なる兄弟姉妹の皆さん

今日この会場には、カレーキン2世アルメニア総主教もお見えになります。心からの歓迎を申し上げたいと思います。

聖霊降臨の大祝日を前にしたこの時、カレーキン2世総主教が私たちの間においでくださったことは、エキュメニズムの道を歩み続けるすべてのキリスト者たちの上に聖霊が豊かに注がれるよう、より熱心に祈るよう私たちを励ましてくれるのです。

復活されたキリストは、聖霊をその弟子たちに送りました。そして、聖霊降臨の日から教会は、世界にキリストの福音を告げ広めるよう力づける聖霊の賜物を絶えず祈り求めてきました。

聖霊の現存とその働きは、キリストが決して教会を見捨てることはないという事実を常に私たちに思い起こさせてくれます。

聖霊は、絶えず分裂を乗り越え、祈りの中に堅忍し、キリスト者の一致のために働くよう、私たちの努力を支えてくれます。

祈りこそ、エキュメニカル運動の心であり、魂です。聖霊がエキュメニカル対話を促進し、全キリスト者の完全な一致への希望を灯してくれることに、神に感謝しましょう。

福音に寛大に奉仕し、人々にとって神の愛のしるしとなれるよう、聖霊の賜物がすべてのキリスト者を導いてくださいますように。

聖母マリアと共に祈りましょう。 「聖霊よ、来てください。信者の心を満たしてください。そして、彼らの中にあなたの愛の火を灯してください、アーメン」。
 







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