2008-04-21 14:50:27

ロペス・トルヒリヨ枢機卿逝去、教皇庁家庭評議会議長
 


教皇庁家庭評議会議長アルフォンソ・ロペス・トルヒリヨ枢機卿は、19日、治療先のローマ市内の病院で逝去した。72歳だった。

ロペス・トルヒリヨ枢機卿は1935年、コロンビアに生まれた。大学生時代に神学校に入り、1960年、司祭叙階。1971年、ボゴタ補佐司教。1972年、ラテンアメリカ司教協議会事務局長。79年、同会長。同年、メデリン大司教。1983年、枢機卿に任命される。1990年から教皇庁家庭評議会議長を務めていた。

ニューヨーク訪問中にトルヒリヨ枢機卿の訃報に接した教皇ベネディクト16世は、遺族に弔電をおくられると共に、「教会と福音のため、キリスト者の家庭と結婚の価値の推進のために生涯を寛大に捧げた疲れを知らぬ司牧者」であった同枢機卿の死を深く悼まれた。

ロペス・トルヒリヨ枢機卿の逝去によって、現在の全枢機卿数は195人、そのうち教皇選挙の投票権を持つ80歳未満の枢機卿は118人、投票権を持たない80歳以上の枢機卿は77人となった。







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