教皇一般謁見・カテケーシス要約（２００８．３．２６）

キリストはよみがえられた。

死者の中からのイエスの復活の神秘は、キリスト教信仰の中核です。 この復活節の間、教会は復活されたキリストが私たちにもたらしてくれた新しい生命を生きる努力をし、この神秘の無限の豊かさを観想するのです。

キリストの復活は私たちの復活でもあります。イエスはその死から生命への過越において、私たちの復活をも保証してくださいました。キリストが復活されたと宣言する教会の喜びの声は、人々の生活を変え、人類の歴史に新しい光をもたらす力を持っています。今日も、いつの時代にも、同じようにキリストは私たちに出会いに来て、その救いの力をもって私たちの間に留まります。

この復活後の８日間において典礼は、エマウスへの途上で弟子たちがパンが割かれた時に主を認めたように、ますますキリストの約束にしっかりと希望を置くために、復活された主への信仰を再確認するよう私たちを招きます。

キリストの犠牲の活ける記念、キリストの実在の儀式であるミサ聖祭において、私たちはそのみ言葉とキリストの御身体と御血の秘跡において、実際に復活されたキリストに出会うのです。

聖母マリアの祈りによって、私たちがこの復活祭を通して復活の希望と光の忠実なメッセンジャーとなることができますように。 ご復活おめでとうございます。