2008-03-19 18:08:07

教皇一般謁見・カテケーシス要約(2008.3.19)


親愛なる兄弟姉妹の皆さん

これから始まる過ぎ越しの聖なる三日間の儀式は、キリストの受難、死、そして復活の神秘に深く参与するよう私たちを招いています。
この三日間は一年を通じて記念される典礼暦年の中心だと言えます。
聖木曜日に、教会は最後の晩餐を記念します。聖香油のミサにおいて、司教はその司祭たちと共に司祭職の約束を更新し、聖香油を祝別します。最後の晩餐ミサは、主の御身体と御血の聖体の秘跡の制定を記念し、同時に私たちが互いに愛し合わなければいけないという新しい主の掟を再び思い起こさせてくれます。
聖金曜日には、主の受難についての聖書朗読に耳を傾け、私たちの罪の神秘について黙想し、主の十字架を称賛します。
沈黙と祈りの日である聖土曜日には、復活の喜びへの準備をします。その時、キリストの光はすべての闇を駆逐し、洗礼の秘跡において、救いをもたらす キリストの過ぎ越しの神秘の力が与えられます。
この聖なる三日間の荘厳な儀式に心から熱心に参与し、特にゆるしの秘跡を通して、私たちのキリストへの回心がますます深められ、復活への希望の中に、世界中の苦しむ兄弟姉妹たちとの交わりが強められますように。







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