2008-02-08 15:44:39

教皇とローマ教区司祭との出会い、四旬節の始めに


教皇ベネディクト16世は、灰の水曜日に続く7日、ローマ教区の司祭らとの集いを持たれた。

毎年、四旬節の始まりに、教皇はローマの司教として、ローマ教区の小教区主任司祭らとお会いになり、司牧の第一線で働く司祭たちから上がってくる声に耳を傾けられる。

今年も主任司祭の代表らが、それぞれの現場での経験、問題点などを話し、教皇に助言を求めた。教皇と司祭らとの対話は非常に誠実で温かいものとなった。

10人による発表・質問の中では、青少年の司牧、福音宣教、教育問題などがテーマとして提出された。

教皇は特に、現代社会の中でキリスト者として生きることの困難な若者たちに、司祭の生き方を通して神の存在を知らせ、証しすることを願われたほか、教育における心の育成の重要さを説かれた。

また、四旬節にあたり、節制においては、断食のみならず、目と言葉の断食、見るもの、聞き話す言葉の節制を心がけ、沈黙の中に、神のみ言葉と深く向き合う心のスペースを作らなくてはならないとも話された。







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