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2008-02-06 18:58:13
教皇一般謁見・カテケーシス(2008.2.6)
親愛なる兄弟姉妹の皆さん
今日は灰の水曜日です。毎年この日から祈りと償いの時期、四旬節が始まります。
初代教会では、この四旬節は洗礼志願者たちのための受洗準備の時で、全教会共同体が彼らのために熱心な祈りをささげていました。
今日、四旬節は教会にとって回心と刷新のために大変有益な時でもあります。
灰を頭にかける儀式は、神に立ち戻るようにとの招きであり、そうすることによって私たちは本当の意味での自由と喜びを発見するのです。
私たちはいのちを失うことによって、それを真実に発見するのだと、イエスは思い起こさせています。
私たちの最終目的は、私たちの最も深い望みを満たすことのできる神の中においてのみ見出されます。自分自身の十字架を背負い、主に従うことによって、私たちは贖いと内的な平和、そして愛の中に兄弟姉妹たちとの連帯性を体験します。
四旬節中、祈りと断食に加えて、教会は他の人々に対してキリストの寛大な自己犠牲を模倣したいとの私たちの望みの表現として、施しの実行を勧めています。
実りある復活祭に向けて準備し、霊的刷新する私たちを、教会の母、聖母マリアが、導いてくださいますように。
皆さん、よい四旬節をお過ごしください。
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