2008-01-24 17:55:16

教皇一般謁見・カテケーシス要約(2008.1.23)


親愛なる兄弟姉妹の皆さん

今週、世界のキリスト者たちは、アトンメント会の創立者ポール・ワトソン師によって100年前に始められた「キリスト教一致祈祷週間」を祝っています。

本年度の「祈祷週間」のテーマには、聖パウロのテサロニケの信徒への手紙の中に見られる勧告「絶えず祈りなさい」という言葉が選ばれています。第2バチカン公会議の教えによれば、回心と祈りと聖なる生活こそ、エキュメニカル運動の魂だと言えます。

様々な共同体から共に祈るために集まるキリスト者たちは、一致には人間的な力だけでは到底達成することはできないと気づきます。ただ神の恵みに信頼することによってのみ、キリスト者たちはイエスの祈りの通り一つとなれるのです。

キリスト教徒たちが、エキュメニカル運動の長い歩みの中で進歩を達成できたことを、全能の神に感謝しましょう。そして、イエスこそ神なる御父から救い主としてこの世につかわされた御一人子であることを世界が信じることができるよう、ますます一致に向けて努力を続けましょう。







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