2008-01-18 17:32:22

キリスト教一致祈祷週間誕生から100年
「絶えず祈りなさい」を今年のテーマに


キリスト教一致祈祷週間が、18日より始まった。

毎年1月18日から25日まで行われる同週間は、キリスト教諸教会が、宗派は異なっても同じキリストへの信仰の下に一致を示し、協力し合うことの大切さを意識することを目的としたもの。

キリスト教の一致のための組織的な祈りが企画されたのは、今からちょうど100年前のこと。米国の聖公会司祭(後にカトリックに改宗した)でアトンメント会の創立者であるポール・ワトソン神父が、キリスト教の一致を願い1908年の1月18日(当時の暦でペトロの使徒座の祝日)から25日(聖パウロの回心の祝日)まで、8日間の祈りを捧げることを提案したことがその始まりとなった。

100回目を迎える今年のキリスト教一致祈祷週間のテーマは、「絶えず祈りなさい」(一テサロニケ5,17)。

教皇ベネディクト16世は、16日の一般謁見で、同週間に触れ、すべての主の弟子たちの一致という大きな賜物を神に絶えず祈り続ける必要を説かれている。

また、教皇は、18日、バチカンを訪れたフィンランドのルーテル教会の使節団を歓迎され、エキュメニズムへの最も重要な「門」としての祈りと、キリスト教教会間の対話の必要性を強調された







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