2008-01-08 17:17:21

教皇、ケニアに和解を呼びかける


教皇ベネディクト16世は、5日、大統領選をきっかけに暴動が広がったケニアに和解を呼びかける書簡を送られた。

バチカン国務長官タルチジオ・ベルトーネ枢機卿を通し、ケニア司教協議会会長ジョン・ンジュエ枢機卿に宛てた書簡の中で、教皇は亡くなった人々の冥福を祈ると共に、遺族や負傷者、家を捨てざるを得なかった避難者や、脅迫と恐怖の中にいる人々など、暴動によるすべての犠牲者を深く心に留められた。

社会の平穏と発展を経験し、アフリカの中で安定の要素を代表していたケニアが、一刻も早く民族紛争の脅威から解放されるよう願われる教皇は、暴力と兄弟殺しの闘争を収め、対話と和解を求めるようアピールされた。







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