2007-11-20 13:29:34

教皇「サイクロン被害のバングラデシュに支援を」


教皇ベネディクト16世は、バチカンで18日、日曜正午のアンジェラスの祈りを唱えられた。

集いの中で教皇は、サイクロンによる深刻な被害を受けたバングラデシュへの緊急の支援を呼びかけられた。教皇はこの災害による多数の犠牲者を悼まれ、大きな試練の中にある同国の人々を助けるためのできる限りの努力を国際共同体にアピールされた。

また、教皇はこの日から対人地雷の使用、貯蔵、生産及び移譲の禁止並びに廃棄に関する条約(対人地雷禁止条約)第8回締結国会議がヨルダンで開催されることに触れ、今年で署名から10年を迎えるこの条約に教皇庁も他の推進者たちと共に重要な役割を果たしてきたことを指摘された。

さらに、この日の午後、イタリアのノヴァラでロスミーニ会の創立者アントニオ・ロスミーニ神父(/a> –1855)の列福式が行なわれることを紹介された教皇は、偉大な司祭かつ優れた文化人として、愛徳を様々な形において高いレベルで証し、理性と信仰を両立させたその生涯を思い起こされた。

教皇は説教でこの日の福音朗読箇所(ルカ21,5-19)を取り上げられ、終わりの日を神への信頼のうちに待つように説くイエスの言葉を示された。

そして、11月21日に聖マリアの奉献を記念するにあたり、教皇は神の国の奉仕のために惜しみなく人生を捧げる奉献生活者たち、特に観想修道者のたちのために祈られた。







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