2007-10-22 10:25:59

教皇、11月に枢機卿会議開催を予告、23人の新枢機卿を任命
 


教皇ベネディクト16世は、バチカンで17日行なわれた一般謁見の席で、今年11月に枢機卿会議の開催を予告、この中で新しい枢機卿を任命することを明らかにされた。

教皇は典礼暦で「王であるキリスト」の大祝日を翌日に控えた11月24日に行なう枢機卿会議で18名の有権枢機卿を任命する旨を発表、これにともない教皇選挙の投票権を持つ80歳未満の枢機卿数は、パウロ6世が制定しヨハネ・パウロ2世が引き継いだ使徒憲章「ウニヴェルシ・ドミニチ・グレジス」が定める定員120名を1名上回ることになると述べられた。

このたび新しく任命された18名の有権枢機卿は以下のとおり。





































教皇はまたこの他に、教会への奉仕において賞賛に値する3名の高位聖職者と2名の司祭を枢機卿の位に上げることを望まれた。これら5名は以下のとおり。











さらに、教皇は高齢のイグナシー・ジェズ、ポーランド・コシャーリン-コウォブジェク名誉司教をも枢機卿の位に上げることを望まれていたが、同師が前日急逝したことを惜しまれ、その冥福を祈られた。

世界の各地を出身とし、教皇庁の仕事において功労ある聖職者たちや、信徒たちに直接そのエネルギーを注ぐ司牧者らの存在は、教会の普遍性とその職務の多様性を反映するものであると教皇は述べられた。

教皇はこの他にも教会への奉仕に尽力し枢機卿に上げられることに値する多くの人々がいることを指摘され、これらの人々に対するご自身の尊敬とその出身国の人々への親愛を将来再びこのような形で証しできることを希望された。







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